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【TED】 どうすれば、生命のいる惑星を見つけることができるか


太陽系外惑星の気候を研究している天文学者のアオマワ氏による、「いかにして生命のいる惑星を見つけるか」というお話。
その中で、一見矛盾に見えることが自然には多くあることを指摘しています。

生命のいる惑星の条件

地球には生命が存在しますが、当然のことながらそれは「水がある」という事実が大きく影響しています。
そのため天文学者は、生命のいる惑星を探す時に恒星からの距離を重要視します。

アオマワ氏は地球外惑星の気候について研究。なぜなら惑星に生命が存在するかは、恒星からの距離に加えて、気候が大きく影響しているからです。

例えば金星の表面温度は500度に近いですが、これは太陽からの距離ではなく温室効果によるものです。
Venusと名付けられた見た目の美しさとは、これはある意味相反する事実です。

 

太陽外惑星の気候を調べるためには

しかしながら、太陽系の惑星と違って、太陽外惑星の気候を調べるのはとても困難です。
そもそも距離が離れているに加えて、恒星よりもはるかに小さい。

最も近いと言われている「Gliese 667 Cc」という惑星で約23光年。実に200兆キロメートル以上離れているのです。

それは車のヘッドライドを横切ったハエの色を調べるようなものです。それも約23光年先の。

アオマワ氏はそこで、惑星が生命を持つために適したモデルを計算により求めました。
結果として、1,200光年先にある「Kepler-62f」という惑星がちょうどいい温度を持つ可能性があることが分かりました。

また、惑星に存在する氷も気候に大きな影響を与えます。
一般に氷はより赤い長い波長の光を吸収し、短い青い波長の光を反射します。

彼女のモデルによると、この氷の特性のおかげで、より低い温度の恒星の周りをまわっている惑星のほうが、気温が高い可能性を示しました。これもまた一つの矛盾です。

こうした一見矛盾に見える事実が生命のいる惑星を見つけることにとても重要だと彼女は主張します。

それはまさに彼女が体現していると彼女冗談めかしていいます。
アフリカンアメリカンの天文学者であり、女優でもあり、ファッション雑誌を読むような、自分もまた矛盾した存在だと。

英語について

5分少しの短い動画です。
生命のいる惑星の研究ってワクワクしますね。

動画が短いので、具体的にどんな研究なのかまではよく分かりませんが、力強い話し方が印象的なトークです。

英語の分かりやすさ:★★★★

動画について

Aomawa Shields: How we'll find life on other planets | TED Talk | TED.com

from TED2015
原題:How we'll find life on other planets
講演者: Aomawa Shields
講演日: March 2015
時間: 5:25